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すの日常

第13章 ハッピーバレンタイン


部屋の中に入り

足音を立てないように

そっと大ちゃんの側に近づくと

ふぅ…と小さな寝息が聞こえてくる…


「なんだ…寝てるだけか…」

そう小さな声で呟いて

そっとほっぺたに触れてみると

「んっ…」

と大ちゃんが眉間に皺をよせる


冷たかったのかな?

なんて焦って手を引っ込めようと

した瞬間


大ちゃんの手が私の手を掴んで

引き寄せられるまま

ベッドの上に倒れた私を


大ちゃんの腕がぎゅっと抱きしめる…


「大ちゃん…?」


そう驚いて声をかけると


「んっ…」

と小さな声を出し

すぅ…っとまた寝息が聞こえ始める…



「嘘でしょ…笑?」

なんて笑いを噛み殺し

ぎゅっと大ちゃんの背中に手を回し

抱きしめると


いつもより高い体温が

湯たんぽみたいに暖かくて

なんだか妙に気持ちよくて

ゆっくりとそのまま目を閉じた…
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