• テキストサイズ

お掃除係は生き方を決めている【進撃の巨人】【リヴァイ】

第4章 なぜかわからないけど


時計を見るともうすぐ時間だったので、掃除場所に向かうことにした。確か資料室だ

私が着いたときにはリヴァイ兵長はもう掃除に取り掛かっていた


「お疲れ様ですリヴァイ兵長、もう始めてたんですね。書類仕事早く終わったんですか?」

「あぁ、メアリは向こうの場所を頼む」

「分かりました!」


兵長が早く進めてたおかげで掃除はすぐ終わった

掃除用具を片付けていると、少し足がふらついてしまった


(本音を言えば、まだくらっとくるんだよな。午前中十分休んだのに……)


幸いリヴァイ兵長には見られてなかったようだ



「#NAME1、何してる。行くぞ」

「は、はい!」


掃除用具置き場を出て自分の部屋に戻ろうと階段を降りる

なぜか今日はリヴァイ兵長も付いてきた、普段はもうとっくに解散してるのに


(見送ってくれるのかな……?優し───)


そう考えながら階段の踊り場に足を踏み出たところで、突如視界の端が暗くなり、吐き気が増して気持ち悪くなる


(これは……ヤバいかも………)


耳鳴りのような音も聞こえて踊り場にうずくまってしまう


「おい!#NAME1!──しっかりしろ!─────」


次第に意識が遠のき始め、私は意識を手放した

/ 55ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp