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お掃除係は生き方を決めている【進撃の巨人】【リヴァイ】

第4章 なぜかわからないけど


調査兵団本部に帰還し、荷馬車の様子を見に行くと、医療班が乗ってる場所に新兵が二人倒れていた。そのうち一人はメアリだった


「こいつの容態は?」


「フレットは貧血で気を失ってるだけの様子ですが医務室で再検査した方が安心かと」


気を失っているメアリを抱えて医務室に向かった


メアリは脈や呼吸が正常範国内だったため経過観察になり、病室が満室だったので自室で療養することになった


メアリの部屋に入りベッドに寝かせる


(顔色が悪りぃな………)


それに唇の血色も悪い、何で──


「何で、そこまで無理をした」


意識のないメアリの頬に手を当て親指で色の悪い唇をなぞる

目を瞑ってベッドにいるメアリはどこか神秘的で、思わず吸い込まれそうになってしまった


気づいた時にはメアリの顔が目の前まできていた

鼻先が触れ合う



(…………何やってるんだ俺)



(今はこんなことしてる場合じゃない、戻って向こうの様子を見にいかねぇと)



リヴァイはメアリに毛布を被せ部屋を出た
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