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お掃除係は生き方を決めている【進撃の巨人】【リヴァイ】

第1章 そして調査兵団へ


朝の食堂にて


「おはよう新兵諸君!早速今日から訓練開始だ。それと一つ報告がある」


「戦力になりそうな成績が優秀だった新兵の所属班をいち早く正式に決定する事にした」


「今回初の取り組みだが、そうしたら我々の持つ力が最大限に発揮できる、そう思うだろう?」

「もちろんただ強ければいいってわけじゃないよ、チームワークを磨くために新兵に必要な訓練以外はその所属班と共に行動してもらう」



食堂がざわめく



「 メアリだったりしてね」

「そんなわけないよ、エリザ」


(そんなことを言いつつも、どこか心の中で期待してる自分がいた)



「それでは、指名するものを発表する────」



「メアリ・フレット今日からハンジ班に配属決定だ」



視線が一斉にこちらに向く


(う、嘘でしょ…….私が、あのハンジ班に…)


「はい!」



(こんな夢みたいなことが……あっていいのか)


「光栄です!ハンジさん!!」


──────────────────


朝食を済ませた後、同じ訓令兵団所属だったエリザ・スート 、グレイ・スリット と食堂を一緒に出る

「あーあ、やっぱり。うちの訓練兵団の中で上位10位以内だったやつ、お前しか居ないもんな」

「ねー、でもよかったね、スピード出世じゃん。それにあなたハンジさんのこと好きなんでしょ?」

「ちょ、エリザ、何でそのこと知ってるの⁉︎モイに引かれてからあんま喋ってないはずなのに」

「はいはーい、色々後ろから丸聞こえでしたー」

「えー、そんな。恥ずかしい」


「すごいな、お前。もう差をつけられちまったよ。やっとまた同じ位置からスタートできると思ったのに」

「でも別に選ばれたからってまだ私がその班でうまくやれるかわからないじゃん。チームワークをうまく築けなかったらすぐに外されるだろうね」

「まぁ、メアリなら大丈夫だよ。頑張ってきな!」

「そうだぞ、せいぜいハンジ分隊長の実験台にされないようにな笑」


「エリザありがとう、グレイ締めるぞ」
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