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お掃除係は生き方を決めている【進撃の巨人】【リヴァイ】

第3章 壁外調査が終わったら


普段は掃除が終わったら兵長と掃除用具を片付けに行って解散になる。兵長は私の腕を信じてくれてるっぽいので点検はない

兵長もあっちの掃除が最後だし、私が帰らなくても普段通り終わるだろう


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(ただの新兵なんかがこんな……いいのかな?何か言われるかな?やっぱりハンジ班に入るにはまだ未熟だったか、それとも……)


紅茶を淹れながら考え事をする


ソファ座っているエルヴィン団長の前に紅茶を置き私は反対側に座った


「わぁ、美味しそうな焼菓子ですね。ありがたく頂きます!」

「あぁ、土産に貰ったんだ」


「君はウォールシーナ内出身らしいね」

「君は何故訓練兵団に入団したんだい?あの地区から兵士に志願する者がいること自体珍しいから気になってたんだ。」


あの地区の住民は大体親の家業をついだりする


(私は………)


「私は、諸事情で一時期トロスト区に住んでいました。」

「トロスト区に……君は超大型巨人襲撃の際にまだそこにいたのかい?」

「はい、その壁の破壊によって母方の祖母が避難に遅れ巨人に食われました」


私は過去を振り返る


「ただただ……理不尽で、あの時は眺めてるしかできませんでした。私は今まで、あそこで平和に過ごした時期が忘れられません、今までの人生の中で一番自由な時期だと思ってました」


でも、アルミンに気付かされたんだっけ。
もっと、これ以上の自由があるんだって……


「そして、そこにいた時期に調査兵団の存在を知り、その生き方に憧れました」

「巨人に蹂躙されるのを何もしないで眺めてるなんて2度とごめんです。もう自分で生き方を決めてますので、それに沿って進むだけです」



「そうか……良い理由じゃないか」


それから私が行ったことない地区についていろいろ話を聞かせてもらったりしていた

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