第1章 HappyBirthday〜2025.12.25〜
羞恥と困惑気味なユキに問いかけ、それでも力強く頷く彼女の一つ一つの行動に胸が熱くなる。
その恥じらいと顔を赤くするユキに、ますます愛おしい感情が溢れて、自然と服を脱がす手が早くなってしまう。
もっと触れたい。
早く一つになりたい。
スルリと細く白い足から最後の布地がユキの肌から離れ
生まれたままの姿がリヴァイの眼前に晒された
「キレイだな」
「う、うそ⋯ッ、切り傷やベルト痕がたくさん残ってて、全然キレイなんかじゃありません!」
「それがキレイだって言ってるんだ。お前が生きる為に、強くなろうとする為に残された努力の結晶だろう」
愛撫した時から気づいていたユキの体中に残る傷跡を一つ一つ手でなぞり、それがユキの証だと確かめるようにそこにキスをした。
その度にユキの体がピクリと反応し、何かを耐えるように口を手の甲で抑え太腿にも力が入るのがわかった
いつまでたっても従わない態度にやれやれと思い
リヴァイはユキの上に跨ったまま自分の服を脱ぎだした
トレードマークのクラバットをしゅるりと解き、なんの躊躇いもなくジャケット、シャツと目の前で脱ぎ捨てるリヴァイの所作に何故だかユキは目を奪われボーとその様子を見ていた
———パサっと、最後の1枚を脱ぎ捨てギシリと音を立ててリヴァイは再びユキに覆い被さった
そしてユキの手を取り、リヴァイはその手にキスをして自分の胸にあてた
「あ…あの…?兵長?」
「ユキ、聞こえるか。俺の心臓の音が」
「は、はい」
「いつもより速いだろ。緊張してるのはお前だけじゃない」
リヴァイから聞こえる胸の鼓動は自分の鼓動と同じように速く脈打ち、触れる手が少しだけ汗ばんでいて体が紅潮している
本当に、リヴァイ兵長もあたしと同じくらい緊張してくれてるんだ
それにしてもリヴァイのあまりにも美しい裸体にユキは目が離せない
均等の取れた筋肉に、割れた腹筋、自分以上に付いている複数の古傷、そのどれもがユキにはキレイに見えて美しいとさえ思った
これが今リヴァイの言った生きるために、強くなるために付いた努力の結晶という事なのだろう
その意味を理解し、ユキは反対の手でそっとその逞しい腹筋に触れた