第1章 HappyBirthday〜2025.12.25〜
こんな気持ちいキスは初めてだ。
唾液を交換して、熱も吐息も全部混ざり合うような情熱的なキス。
潔癖症と名高いリヴァイからすれば、信じられない行為だと思ったが、それ程自分を求めてくれことに嬉しさしかない
上半身を晒されて、胸を揉まれながらそんなキスをされれば忽ちユキの体は自然と熱くなり、ズクンと下半身に熱を持つのがわかった。
そんな感覚に戸惑いつつ無意識にもじもじしだしたユキの変化をリヴァイは見逃さなかった。
「・・・・どうした」
「ーっ、あ……の、なんか・・・・・体、が…っ」
カァと顔を真っ赤にしながら蕩けた目で見上げるユキに気を良くしたリヴァイの口角は自然と上がった
どうやら今のキスで体が疼いたのだろう。
男を知らないユキの初心な反応が可愛くて、いつまでもずっと見ていたいとも思ったが
なにぶん今のリヴァイは
やっと本当の意味で自分のものになるユキの溢れる思いと劣情を止めることなどできなかった。
「別に変なことじゃない。自然な反応だ」
気にせずにリヴァイは愛撫を再開し、今度は突起を転がしていた舌が徐々に上に這い上がり乳房や鎖骨、そして最後には白い首筋に一つ一つ自分の証の跡を残していく。
その紅い跡はユキの肌によく馴染む。
これからはこの跡が消えない様に愛でることが可能になった関係性に、リヴァイの高揚感は高まる一方だった。
欲深いリヴァイは、本当はこの証を、外だけでなく中にも残したいと思った
一生消えない証を
だが、俺たちは兵士。
人類に心臓を捧げ
この狭い鳥籠の中で足掻き続ける元凶を作った巨人を駆逐し
広く青い自由の空を見上げる世界を造る、必要不可欠な戦士であり、捨て駒だ
血に染まる壁外の全容を嫌と言うほどこの目で見てきて、未来ある若い兵士たちが散っていった
この命は、人類の為にある。
そんな希望もない未来に
目の前の愛しい女の中にあとを残すことなど出来ない
だが、やっと手に入るのだ。
死ぬ程欲しかった女をいま目の前にして抱かない選択肢はないが、せめて一つになり、繋がりたいとどんなに思ったか。
未来がなくても今がある
共に未来を描くことが出来ない運命だとしても
共に生きる今がある
「ユキ、脱がすぞ」