第2章 序章:1年後
何かの拍子にハイドロポンプが繰り出され近くにいたサトシたちは慌てて当たらないように逃げる。
タケシ「あのギャラドスなんか、苦しんでないか?」
サトシ「うーん、言われてみればそんな気が…」
カスミ「そんなことより早く行きましょうよ!」
と二人に声をかけるカスミだったが横から男の声で「待て」と声をかけられ振り向くと1年前に現れたロケット団の幹部「タツミ」と数人の部下たちだった
タツミ「あのギャラドスを見られた以上…お前たちをここで返すわけにはいかん」
サトシ「そのマークは…!!」
「「「ロケット団!!」」」
タツミ「ほ、ホォー我々のことを知っているのか!ならば、ますます返すわけにはいかんな」
そういってモンスターボールを取り出した。
タツミ「いけ、オニドリル!!」
オニドリルを繰り出した。サトシたちも応戦体制に入る
サトシ「そっちが、その気ならいけ、「ワニノコ」!!」
初めは元気に表れたワニノコに、「みずでっぽう」の指示をした
それを繰り出そうとするが、ワニノコは何故か元気がなくなってしまったことにサトシたちが驚いた
サトシ「ワニノコ、どうしたんだ!?」
タツミはその理由がわかったのかにやりと笑い指示を出した
タツミ「オニドリル、ドリルくちばしだ!」
攻撃がサトシ一向に迫ってくるポケモンたちが元気がない中歯を食いしばり相手を睨みつけて構えているとどこからか「でんじは」が繰り出されてオニドリルの攻撃は防がれた
「「「っ?!!」」」
姿を現したのはカイリューに乗ったマントの男「ワタル」だった
ワタル「君たち、今のうちに森の奥へ逃げるんだ!」
「「「えっ?!!」」
サトシ「あ、はい!戻れ「ワニノコ」」
ワニノコをルアーボールに戻してサトシたちは指示道理に森の奥へ逃げる
その姿を見送ったワタルは目の前の敵に立ち向かう
逃げるサトシたちを追いかけようとするタツミとその部下にワタルが指示を出す
ワタル「カイリュー奴らを足止めしろ!」
カイリューは「たつまき」を繰り出すと、追いかけようとしたロケット団たちは少し離れた場所へ吹き飛ばされた
そしてその隙にワタルはカイリューに乗り、サトシたちの後を追いかけた
タツミ「…くっ、野郎…この次あったときはただじゃすまさんぞ!」