第3章 3章:潜入捜査開始
一方牢屋では
タケシ「どうする?サトシ…」
カスミ「この中に閉じ込められたうえ、縛られているんじゃどうしようもないわ」
サトシ「だからってあきらめるもんか!奴らの悪だくみは必ず叩き潰してやる!!
それに奴らがさっき言ってた人のことも気になるし」
タケシ「奴らが言っていた異世界人のことか?」
カスミ「ねぇ、異世界人なんて聞いたことないわよ?」
タケシ「俺は昔、ちらっと聞いたことがある程度だ‥」
サトシ「知ってるの?!」
タケシ「あぁ、でもあれは伝説の御伽噺として伝えられている程度だが…」
昔々、このカントー地方にとある一人の人間がやってきた
人間は言葉も姿も異なり、ポケモンのことを知らないのをみて異世界人だと悟った
この世界にポケモンは存在するが彼らの世界では存在していない
未知なる生物に恐れをなしていたが、なぜかポケモンたちは引き寄せられるように彼らに集まっていった。
我々人間は泣き声にしか聞こえないが、彼らには言葉として通じているようであった
ポケモンとの深い絆を得て旅をすることにした彼らは
いつの間にか消えて行っていった
それは、幻だったのか、現実だったのかはわからないが
彼らは確かに存在していた。
それを機に、星が降る夜に大きな光が隕石のように落ちてくる時異世界人がやってくると記されていた。
でもそれは、何百年に一度とされているのでかなり希少であり伝説とされてきた
今ではそれを信じる者はいない。
サトシ「何百年に一度…」
カスミ「じゃあ、今ロケット団に捕まっている人もいつかは消えちゃうってこと?」
タケシ「この話が本当かどうかはわからないが…おそらく」
カスミ「そんな…」
サトシ「とにかく、何とかしてここから脱出してギャラドスとその異世界人っていう人も助けようぜ!」
「「おう!/えぇ」」