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~たゆたううたかた~【禪院直哉/R-18/短編集】

第1章 気まぐれ 【禪院直哉】



っと…そこまで聞いて
ある事に気が付いた。
その直哉がさらっとナチュラルに言った
勘定の中に…自分が頭数として
加えられてると言う事実にだ…。

「やっ…挿れちゃ…ダメッ…」

グイっと自分の足を立てて
膝で直哉の身体を押して
角度を合わせて来ようとする
直哉の身体を自分から遠ざけようとする。

『ええの?』

それは自分だけがそれを直哉に
許さないままで良いのかと
そう言う意味の…言葉で…。

『まぁ…、好きにしたらええけどな。
素直に俺におねだりするんやったら
生チンコでも…中出しでも
なんぼでも…したんのに』

「しなくていいですっ、
私は…これで…良いんですッ…」

『相当いこじやな、自分。
まぁええわ、あっちで続きしようや。
今回のこれの目的は、いっつも俺に
ツンツンしとるちゃんに
俺の事、好きになってもろて
デレ顔見せてくれる様に
なって貰お思てるだけやしな…』

死んでも…デレるものかと
私はその言葉に内心思って居たのだが。

こっちの返事も待たずに
バスルームから出ると適当にだけ
身体を拭いてバスタオルを
その辺に投げ捨ててしまうので。
自分の身体を慌てて拭いて
バスタオルを身体に巻き付けると。
直哉が投げ捨てたバスタオルを回収して
適当な場所に置いた。

大きな丸い円形のベッドの中央に
大の字になって直哉が寝そべっていて。

こっちからしなさいと言う意味なので、
直哉の頬に手を添えて
自分から直哉の唇に自分の唇を
が重ねると
ねっとりと…丁寧にキスをして行く。

そのままキスを耳から首筋に降ろして
ちゅうと…乳首に吸い付きながら
下に手を伸ばして陰茎を扱いた。

『授乳手コキしてぇや』

おっぱいを吸いながら
手でして欲しいと言って来て。
ベッドの頭元に移動して
正座して座ると直哉の頭を
自分の膝の上に乗せさせて
赤ちゃんにおっぱいを飲ませる様に
自分の乳首でツンツンと直哉の口元を
突いて刺激すると乳首に吸い付かれる。

「んあぁ…はぁ…ぁっ…ぁんッ」

感じて…しまいながらも
自分の右手で直哉の陰茎を扱いた。

先を吸われて気持ち良くなって来て…
手の動きが疎かに…なって来てしまう。



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