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~たゆたううたかた~【禪院直哉/R-18/短編集】

第1章 気まぐれ 【禪院直哉】



『ここ…気持ちええんやろ?』

「あっ…んんんっ…あんッ」

『ホンマに…ちゃんは
ツンツンしとって普段俺に
素っ気ない素っ気ない態度やけど。
身体は…敏感で俺に素直やもんなぁ?』

ちゅぅ…と…首筋に直哉が
吸い付いて来て、ジュッ…と
強く首筋を吸い上げて、
着物を着ても出る場所に
赤い…所有物の証の跡を残されてしまう。

「んんっ…跡…付けちゃ…ダメッ…」

『何でアカンねんな、俺が
俺のモンに跡付けて問題あるんかいな?
アカン言うて止めるんやったら
もっと…ようさん跡付けたるわ』

私は…この人にとっては
5人居る婚約者候補の中の
1人でしか…無くて…。

この人にとっては……これも
戯れの…気まぐれの行動でしか無くて。

この人の中には…私に対する
特別な感情なんて…ないのに……。

ちゅぅと…肌に吸い付かれて
跡を残される度に…
グラグラと自分が揺れるのを感じる。

キスを交わし合いながら…
おっぱいを揉まれて…
硬くなって…勃起しているペニスが
私のお腹にさっきから当たってる。

お尻を支える様にして
グイっと持ち上げられると…
亀頭で陰列をお湯の中で
グリグリと直哉が擦り付けて来て。

『このまま…チンコ…
ちゃんのマンコに
擦りつけとる内にズルンって
挿いってまいそうやなぁ?』

「ダメぇ…、そっ…のまま…はッ」

『せやけど…生チンコ挿れなんだら
出来るもんも出来へんで?
自分だけやで…する時にゴムせぇ言うん』

他の4人とは…生でしてるんだ…。
やっぱり…最後は…。

『想像してしもたんやない?
生ハメして…最後は中出しやで?』

そう耳元で…直哉が囁いて来て
ゾクゾクっと背筋が震えて。
ズキズキと…子宮が疼く…。
自分は当番の時は…ゴム有だから
妊娠したりすることは…無いけど…。
他の…子は…皆…っ…。

ドクンドクンと…心臓が騒がしい。

それは…自分が他の4人に

遅れを取ってる事への焦燥感からなのか。

それとも……他の感情から…なのか…?

『みっ…皆…、出来ちゃったら…ッ』

どうするつもりなのだろうか?

「男、妊娠した子が本妻で、
後の4人は妾になるわなぁ…そうなったら」

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