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~たゆたううたかた~【禪院直哉/R-18/短編集】

第1章 気まぐれ 【禪院直哉】



脱力した身体を
ゴロンとベッドの上に転がされると。

キスで唇を塞がれて
キスをしながらクチクチと
直哉の手がクリトリスを弄って来て。

ビクビクと…身体を
直哉の身体の下で跳ねさせながら
また…イカされてしまって居て。

ちゅぅ…とおっぱいの先に
今度は吸い付かれてしまって。
指を中に挿し込まれて
ジュブジュブと…指でGスポットを
刺激されながら乳首を舌で転がされて。

そのまま2度、3度と
続けてイってしまっていた。

「あぁあっ!!んんっ
はぁ、はぁ、あぁあぁぁっ!!」

おっぱいの先に吸い付かれながら
クリイキとGイキを交互に
繰り返してイカされてしまって。

頭の中がぐちゃぐちゃに
アソコもズルズルの
ぐちゃぐちゃになってしまって。

「んんぅ、も…もうッ…許してッ…」

これ以上…前戯でイカされてたら
この後…自分の体力が
この人がイクまで持ちそうになくて。
これ以上は…と…ストップを掛けた。

『アホやろ…自分。
そない言うたら、他の男は
我慢できへんなって…チンコ
このズルズルマンコに挿れてくれたん?
誰相手にしとる思っとるん?俺やで?
まだ…そんな事考える
余裕ある間は…許したらへんで?』

ズンっと…奥まで指を
押し込む様に中に沈められると
それまでとは比べ物にならない
強烈な快感が自分の全身を駆け巡って。

『ほら…奥…、指で
届くとこに降りて来てんで?
ちゃんは…全然
俺に素直ちゃうけど、
身体は…俺にめっちゃ素直やんか。
ちゃんの身体の方は、
俺の…子供…孕みたい…言うてんで?』

トントントンと…子宮口を
指の腹でノックする様に刺激して来て。

クリトリスともGスポットとも
比べ物にならない快感が
何度も何度も押し寄せて来て。

叫び声に近い様な声を上げながら
イってしまって居て。
イってしまっても…ソコを
刺激され続けては
またイってしまって。
イキっぱなし…なんじゃないかって
そんな風に思うほどに
さっきからずっとイってしまって居た。

さっきから…ずっとイってるのに
自分の身体も頭も快感を
素直に喜べなくなって居て。

これじゃないって…
ジンジンと子宮が疼くのを感じる。


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