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ブラック・ブレット

第3章 神を目指した者たち


少女は、笑った。
クスクス....
「君は、誰なんだ。誰のイニシエーター何だ」
蓮太郎は、問う。
「私?私はねー」
少女の言葉が遮られた。
「おい!晴羅!探したんだぞ。」
少女改め晴羅は、逃げようとするが少年がそれを拒ませる。
「うー!快翔酷いー」
快翔と呼ばれた少年は蓮太郎と、延珠にお辞儀をした。
「うちの、イニシエーターが御迷惑をかけました。すいませんでした。」
そうすると蓮太郎は、改めて問う。
「君たち二人は一体....」
世羅は口を開いた。
「私は花鳴晴羅(カナリセラ)。猫型。快翔のイニシエーターだよぉ。」
晴羅はニヤリと笑った。
「俺は、三笠快翔といいます。青原民間警備会社に勤めていますが、世羅の、プロモーターでもあるんです。」
そうすると、延珠は、快翔を見てほぅ。かっこいいなぁ。と呟いた。
「妾は、藍原延珠!蓮太郎のイニシエーターだ!兎型だ!」
延珠もニヤリと笑った。
「俺は....」
いい終わらないうちに快翔が、口を開いた。
「知ってます。天童民間警備会社の、里見蓮太郎....」
どこから情報を得たのかは分からないがそのころ....


「小比奈....準備は出来ているかい ?」
小比奈は、男性に笑いかけた。
「ハイパパ。」
パパと呼ばれた男性は、ニヤリと笑った。
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