【ヒロアカ】転生した先は猫人間でした【爆豪】【轟】
第2章 受験
爆豪side
いよいよ実技試験が始まろうとしてる時にソイツは姿を現した。
目がでかい、猫耳の女。
目が合うなり開口一番馬鹿でかい声を出す。
ヘドロ事件の野次馬かと思ってイラついた俺はそいつにつっかかるが、どー言うわけか顔がタイプとかぬかしやがった。
女からそんなこと言われたのが初めてだった俺は一瞬思考が停止したが、おちょくってんのかと思ってキレてかかった。
だがすぐスタートの合図が鳴り、女は頬を赤ならごめんと言い残し立ち去って行った。
おちょくる奴はあんな顔しねー。
色恋沙汰なんざ興味のねぇ俺でもそれくらいはわかる。
あまりにも印象的だった出会いに、紬は爆豪の記憶に強く残るのだった。