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【ヒロアカ】転生した先は猫人間でした【爆豪】【轟】

第2章 受験





『ひっろー・・・・』

1つの街のようなエリアに集められ、スタートの合図を待つ。

『あ!!!!????』

(ここで?ここでなの!?!?)

辺りを見渡すとそこには恋焦がれていた人物。
しかし大声を出してしまったせいで周りの人全員が紬に注目している。


『え、えへ。何でもないです・・・』
(バカみたいな声出しちゃったな)


もじもじと顔を赤らめながら俯いてやり過ごす。

「オイ」

『ひぇっ(やだすごい良い声)』

「今俺見てただろ、言いてェことあんなら言えや」

『あっ、いや、あの?ごめんなさい!顔がタイプすぎてっ』
(いやいやいや!何言ってんの?正直すぎないか私!!!)

まさかのタイミングでのエンカウントでパニックになり心の声がだだもれてしまった。

「あ"ぁ"!?!?バカにしてんのかてめ【ハイ!スタート】・・・ッチ」

ブチギレられそうになった途端、ナイスタイミングと言わんばかりのタイミングで試験開始となった。

『やばっ!あの、ごめんなさいでした〜!!!』

謝りながらその場を去ることに成功。

(とりあえずコツコツと敵の居場所を確認してポイント稼ぐしかないな)


気を取り直して時間に集中する。
火力に欠ける紬はひたすら1P、2Pの敵を倒して地道にポイントを稼いでいく。

少し遠くで鳴る爆発音に胸をときめかせながら。



(会えるの早すぎない?もう、ほんと顔がいい!好き!)



昂るテンションのまま次々と敵を行動不能にしていった。

『やっぱ脚力鍛えておいて正解だった!これならいける!』



「おお!身軽でいいなぁ!」

『切島くん!』

「よっ!お互い頑張ろうぜ!」

『!うん!!』

途中で切島とすれ違いつつ何とか40ポイントを稼いで試験は終了した。
救助ポイントはどのくらいかわからなが、これくらい稼いでいれば何とかなるだろうと、無傷で終えることができた。






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