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【ヒロアカ】転生した先は猫人間でした【爆豪】【轟】

第2章 受験








ーーー受験当日ーーー

『行ってきまーす!』

「「「いってらっしゃい!!!」」」


施設のみんなに見送られ、外に出る。
人生2度目の高校受験。
しかし規模も内容も違いすぎるため、やはり緊張はする。

(かっちゃん、デク、見れるかなぁ・・・)

緊張というよりワクワクの方が勝っている様子。







無事試験会場に到着し席に着く。

(人、多ッ!!!)

会場もかなり広く、人数も多いため、めぼしい人物はなかなか見つけられない。



「今日は俺のライヴにようこそー!!!エヴィバディセイヘイ!!!」

(うわあぁぁぁぁ!本物!本物のプレゼントマイク!!!)
内心興奮しつつも、会場は静かすぎるため、興奮を曝け出さない様に必死になる。


実技試験の内容が説明されていく中で、紬は自分の立ち回り方法を考えていく。

(会場は誰と一緒になるんだろう?不合格は嫌だけど、高得点狙えるかなぁ?覚えてる限りあのロボの動きなら大して早くもないから対応は出来そうだけど、倒すための攻撃力がなぁ・・・)

「おい」

(いやー、一応鍛えてるし蹴りで何とかなるかなぁ?)

「なあ、おい」

『うーん、やってみないことには・・・って、え?』

考え込んでいたので気づかなかったが、話しかけられている。
しかもかなり聞き覚えのある声。

「説明終わったぞ?行かねぇのか?」

後ろから声がしたので振り返るとそこには切島鋭次郎が。

『!?!?!?あ、はい!ありがとう!』

「ぷっ、焦りすぎだ。行こうぜ」

(後ろにまさかの1年A組キャラがいたとは。しかもまだ黒髪だったから全然気づかなかった・・・)

「その耳と尻尾、自前か?」

『へっ?あ、ああ。うん。これが個性だから』

「見た目派手でいいな!俺は切島鋭次郎ってんだ!よろしく!」

『あ、猫宮紬です。よろしく』

(知ってる!知ってるよぉ!!!かっちゃんのこともよろしくねぇ!!!!)

テンションが脳天突き破って爆発しそうなのを抑えながら表面上は落ち着いて挨拶を交わした。

(1人目!切島かぁ!幸先いいなぁ)

感動しながら実践会場に向かう紬であった。


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