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【ヒロアカ】転生した先は猫人間でした【爆豪】【轟】

第3章 入学早々??







「無個性!?彼が入試時に何を成したのか知らんのか!?」
「は!?」

『(入試の時会場が違ったからかっちゃんは知らないんだっけか)』




「緑谷出久、46m」

「な・・・。今、確かに使おうって・・・」
「"個性"を消した。つくづくあの入試は・・・合理性に欠くよ。お前のような奴も入学できてしまう」

「消した・・・!!あのゴーグル・・・。そうか・・・!抹消ヒーローイレイザーヘッド!!!」

「イレイザーヘッド?なぁ猫ちゃん、知ってる?」
『え?あ、あぁまぁ・・・。名前と個性くらいは。あんまりメディアに出てこないもんね』

近くの上鳴が話しかけてきたので答える紬。

『てか、猫ちゃんて・・・』
「あ、ごめん!名前知らなかったから」
『猫宮紬だよ。よろしくね』
「お、おお!俺は上鳴電気!紬って呼んでいい??」
『もちろん!じゃあ・・・電気?』
「おっふ・・・(女子から名前呼び!やっべー!)」
『???(そーいえば女子大好きっ子だったっけ)』

呑気に話しつつも緑谷の方を見つめる。
相澤から忠告を受けているようだが、終わったらしい。


「指導を受けていたようだが」
「除籍宣告だろ」

同じく様子を見ていた飯田と爆豪が呟く。
そして緑谷が位置につき、ボールを投げ始める。


「今」


705.3m


緑谷はボールを投げる最後の瞬間に人差し指に力を集中さていた。

『おおー!!!』
「やっとヒーローらしい記録出したよー」
「指が腫れ上がっているぞ・・・。入試の件といい・・・、おかしな個性だ・・・」
「スマートじゃ無いよね」
「・・・・・・・」


紬の感動の声と同時に麗日、飯田、青山が声を漏らす。
そして無言で見つめる爆豪。

「どーいうことだこら!ワケを言えデクてめぇ!!!」

爆破態勢をとりながら緑谷に突っ込んでいく爆豪。

「んぐぇ!!ぐっ・・・んだこの布、硬っ・・・!!!」
「炭素繊維に特殊合金の合綿を編み込んだ捕縛武器だ。ったく、何度も個性使わすなよ・・・。俺はドライアイなんだ」


(((個性すごいのに勿体無い)))


相澤が爆豪を止め、次の種目は移って行った。






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