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【ヒロアカ】転生した先は猫人間でした【爆豪】【轟】

第3章 入学早々??








「んじゃ、パパッと結果発表」

残りの種目も終え、相澤の声に集まる生徒達。

「ちなみに除籍はウソな。君らを最大限を引き出す、合理的虚偽」

「「「はぁーーーーー!!!!????」」」
「あんなの嘘に決まってるじゃない・・・。ちょっと考えればわかりますわ・・・」

映し出された順位、紬は6位。

『おお、結構上位(常闇くんより下で障子くんより上かぁ)』
「女子2位か!やるなぁ!」
『へへっありがとう』
「ザコが」
『ぐっ・・・』

爆豪と切島に挟まれる紬。
褒められたと思ったらザコ呼ばわりされているが、満更でもなさそう。

『(控えめに言って最高の状況では!?!?)』






入学初日が終了し、帰路に着く。

『あ〜、「疲れたぁ・・・」ん?』
図らずも近くにいた彼とハモッてしまった。

「あ、君は・・・」
『緑谷くん、だよね?スポーツテストすごかったね!』
「あ、あああ、ありがとう!え、えっと、ね、猫宮さん?もすごかったよ!!!」
『ありがとう!』

ついに主人公と接触できた。
なんやかんやタイミングがなかったのだ。

「指は治ったのかい?」
「うわぁ!あ、飯田くん・・・!うん、リカバリーガールのおかげで・・・」

「おーい!お三方ー!駅まで?待ってー!」

辿々しい会話をしているとそこに、飯田と麗日が合流する。

「君は!無限女子!」

「麗日お茶子です!えっと、飯田天哉くんに猫宮紬ちゃん、緑谷・・・デクくん!だよね!!!」
「デク!!?」

「え?だってテストの時爆豪って人が・・・」
「あの・・・。本名は出久で・・・。デクはかっちゃんがバカにして・・・」
「蔑称か」
「えー!そうなんだ!!ごめん!!でもデクって"がんばれ!!"って感じでなんかか好きだ私」
「デクです」
「緑谷くん!!浅いぞ!蔑称なんだろ!?」
「コペルニクス的転回・・・」
「コペ?」
『ぷっ・・・』


楽しげな会話をしつつ駅へ向かって歩いていく。

「そう言えば紬ちゃんの個性って、猫であってる?」
『あ、うんそうだよ!見た目通り』
「テストすごかったねぇ!ほんとに猫ちゃんみたいやった!」
『へへっ、雄英目指してひたすら野山駆け回ってたからね』
「そうか!個性を伸ばすために自分に合った地形で特訓を・・・」
「努力家なんだな!」


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