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【ヒロアカ】転生した先は猫人間でした【爆豪】【轟】

第14章 残りわずかの夏休み






『はぁ、はぁ、はぁ』
「ふむ・・・。この調子で攻撃のパターンを増やしてみようか」
『うぇ!?』
「我の攻撃だけを避け続けると変な癖がつくからな・・・」
『うっ・・・まだ完璧にも避け切れてませんけど・・・』
「大丈夫だ。・・・爆豪、轟、切島、八百万、砂藤、・・・あと瀬呂」

「あ?」
「なんだ?」
「なんすか!!」
「お呼びですか?」
「え?俺も?」
「なんかついでみたいに呼ばれたな・・・」

ある程度訓練を続けていると、エクトプラズムは近くで特訓している生徒を呼び集める。

『えっ、そんなに・・・?』
「これなら遠距離、近距離、特殊攻撃・・・様々な技から避けるのにいい特訓になるだろう。もちろん我もいるからな」
『ひぇえええ』
「今呼ばれたものは3名ずつ時間で呼び出すので、自身の必殺技を試しつつ猫宮を攻撃しろ」

瀬呂、轟、八百万は遠距離&特殊攻撃要員。
爆豪、切島、砂藤は近距離攻撃要因として集められ、さらなる地獄の特訓が始まった。


「それと猫宮」
『はい・・・』
「避けつつ相手の隙をついて攻撃してみろ」
『えっ・・・。はい、わかりました』
「ではまず、爆豪、八百万、砂藤の3人から頼む」
「チッ」
「全力で参りますわ」
「な、なんかわかんねーけど悪く思うな紬!」
『お、お手柔らかに・・・』


相手の攻撃を避けながらその動きで翻弄するDodge[ドッヂ]の完成度を上げつつ、攻撃用の必殺技の考案をする事になった。


「隙だらけだぞオラァ!!!」
『うっそ!容赦なさ過ぎない!?!?』

「すみません!紬さん!」
『謝りながら大砲撃たないで!?』

「うぉぉぉお!!!」
『あっ、ちょっと!理性飛んでないか砂藤くん!?』

降り注ぐ様々な攻撃から避けつつどうにか隙を探るが相手が3人となると意識が集中出来ず手こずる紬だった。


「紬ちゃん・・・」
「袋叩きにされとる・・・」


少し離れたところから哀れみの目で見ている蛙吹と麗日がいた。






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