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【ヒロアカ】転生した先は猫人間でした【爆豪】【轟】

第13章 入寮!







一同は相澤から寮の説明を受け、各自部屋作りへと向かった。
紬の部屋は4階、麗日の隣だった。

「紬ちゃん、同じ階やね」
『うん、よろしくね』
「またお風呂上がりに眠くなっちゃっても運ばんよ!」
『うっ・・・。気をつけます』
「紬は轟が運んでくれるもんね!」
『!?いや、自分で移動シマス』
「あ、それともー、やっぱ爆豪がいい?」
『なっ!!!!???』

会話に入り込んできた同じ階の芦戸の言葉に顔を真っ赤にする紬。
名前を聞くと先日のことを思い出してすぐこうなるようになってしまった。


「え!?」
「どうしたん紬ちゃん!」
「いつもなら"そうなったらいいなー"くらい言うのに・・・。まさか!?何かあった!!!?」
『ナイナイナイナイない!!!!何にも!!本当に!!』
「え〜!あーやーしーいー!!!」
『ほ、ほら!もう早く荷解きしないと、行こう!!』

きゃっきゃ騒ぐ芦戸をたしなめ、周りの一部生徒からの視線を感じつつエレベーターに乗り込む紬。
3人は部屋の前で解散し、自室に入って行った。






『ふぅ・・・思ったより早く終わったなぁ』

荷物といっても一人暮らしだったため、荷物も少なく綺麗に片付いてしまった。

【ピロン】

『ん?・・・ンガッ』

携帯の通知が鳴り、何事かと見てみると爆豪からのものだった。
思わぬ差出人からの通知に咳き込んでしまった。

[片付け終わったら裏に来い]

画面に表示されたシンプルな一言に再び顔が真っ赤になる。
紬は意を決して麗日、芦戸にバレないよう、ひっそりと部屋を後にした。











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