第2章 曇天
曇りだった空はどんどん暗くなってきて雨も降り始めた
「天気予報だと傘はいらないって言ってたのにな…」
降ってきた雨を見つめながらつぶやいた
帰りまでには止むといいけどお店もそろそろ上がる時間だしと困っていた
そこへあの人がやってきた
土「よぉ。団子食っていってもいいか?」
「土方さん!どうぞ!」
好きな人に会えると雨で憂鬱になった気分も一気に晴れる
「はいどうぞ!」
マヨネーズたっぷりの土方にだす
土「さんきゅー」
それを頬張る土方
「さっき万事屋の銀さんって方と出会ったんですよ!あの人すごい量のあんこをお団子にかけてて!ふふっ」
思い出し笑いをしながらその事を土方に話すつばき
土「あ?あいつはダメだ気をつけろダメ人間だからな」
「もしかして土方さんもお知り合いですか?顔が広い方なんですね!」
すごいなと驚いていたら
土「だーれがあんな奴と知り合いだよ!絶対にやだね」
と文句を言いながらタバコを吸い出した
これはきっと犬猿の中というやつなのかも知れない
そう思いそれ以上話すのはやめた