第10章 救世主
土「美味かった。また来る」
土方は今回も沖田の分合わせて二人分払った
土方も沖田も仕事がまだあるため食べたらすぐに仕事ほ戻らなければならなかった
沖「土方さんあざーす」
ヘコヘコと軽く頭を下げる沖田
「こら!総悟いつまでも土方さんに甘えちゃだめでしょ!」
つばきは沖田の額をつんっと突っついた
そんな二人を見ていた土方はどこか懐かしさを感じふっと笑いタバコを吸い出し
土「総悟いくぞ」
と言って歩き出した
沖田は「へーい」とやる気のない返事をしながら土方の方へ向かった
つばきは二人の背中を見送り店の中へ戻った
まるで嵐が去った後のようだった
二人が座っていた席を片付けていると隣にいた中村から声をかけられた
中「随分とあの二人とは仲がいいんだねつばきちゃん」
つばきちゃん…?私名前教えてないような…女将さんとか総悟が名前呼んでるから教えなくても分かったのかな?
と名前を呼ばれたことに少し疑問を抱いたが自己解決し
「あの二人とは昔からの付き合いでして幼馴染みなんです!煩かったですよね?すみません、、」
中「あ、いや大丈夫です。幼馴染みが真選組とは僕も仲良くさせていただきたいですなぁ」
なぜかニヤリと笑う中村
つばきは真選組と仲良くしたいなんて変わった人だなと思いながらも「悪いことしてなければ優しいので話してみてください」と言った