• テキストサイズ

椿の花言葉

第10章 救世主


あれから中村という男はつばきが出勤しているときは毎回来ている

そんなある日、久しぶりに沖田と土方の二人が来てくれた

沖「つばき~土方さんの奢りで団子食いに来やしたァ~」

土「おい!いつ俺が奢るって言った?あ?」

土方は顔に青筋を浮かべながら言う

「いらっしゃいませ!総悟あんまり土方さんに迷惑かけちゃだめでしょーこちらの席にどうぞ」

つばきは二人を端の席に案内した

沖田と土方は向かい合う形で座った

隣の席には中村が1人座っていて案内された二人をじーっと見ていた

沖「つばき俺、土方さんとは向き合いたくないでさァ。席変えてくだせェ」

土方を指差しながら沖田は言った

「ごめんね!今日はここの席しか空いてないのよ!」

両手に手を合わせて謝るつばき

このお店は外に長椅子1つと店内はデーブル席3席の小さい団子屋

いつも二人は外の長椅子に座るが既に先客がいた為座れなかった

沖田はちぇっと嫌そうな顔をしながら土方を見た

土方も悪かったなと怒り気味に沖田に謝る
/ 54ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp