• テキストサイズ

椿の花言葉

第10章 救世主


沖田の告白から何日か経ったが三人の関係は何も変わっていなかった

今日もいつもと変わらず団子やで働いていた


すみませーんとお客さんの呼ぶ声

「はーい!ただいま!」

つばきは呼ばれた声がする方へ向かった

呼び出したお客さんは最近よく来てくれている男性の客だった

「あっ!今日もいらしてくれたんですね!いつものやつでいいですか?」

いつも同じ団子と茶を頼むので今日も同じだろうと思い聞いた

男は少し驚いた顔をしたがすぐに笑顔になり「はい!」と答えた

つばきは奥へ行き男性がいつも頼むのセットを持ってきた

「お待たせいたしました!お茶お熱いのでお気をつけください!」

男性の前に団子と茶を差し出す

男「つばきさんはたまにお客さんの名前を呼んでますよね?僕のことも覚えてくれませんか?中村って言うんですよ!」

男はえへへと笑いながら名前を呼んでくれと言ってきた

つばきは常連さんになってくれているし名前くらい呼んでもいいかと思い中村さんと呼んだ
/ 54ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp