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椿の花言葉

第9章 幼馴染み


沖「つばきが泣いてる姿なんて見たくないんでさァ。俺じゃダメなんですかィ?」

顔に添えられた手が優しく頬を撫でる

「総悟…ごめん…。私まだ土方さんのこと諦められなくて…。」

つばきは大粒の涙をポロポロとこぼす

沖「泣かないでほしいと言ったのに泣かせちまった」

ごめんなと言って指で涙を拭う沖田

「私、総悟のこと苦しめちゃってたよね…」

自分が土方に妹のような存在だと言われてるのと同じで

沖田にも幼馴染みだからと言っていたから

それに今日の喧嘩もきっと自分が原因なんだろうと分かった

自分が土方との恋愛で苦しいと思うときがあるからこそ気持ちが分かってしまう

沖「俺が勝手に好きになったんでィ。だから気にすることねえでさァ。」

相変わらず優しく涙を拭い頬をなでてくれる沖田
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