第9章 幼馴染み
沖「今すぐに俺のことを好きになれとは言わないが俺の気持ち分かってほしいんでさァ」
沖田はつばきの目をまっすぐ見ながら伝えた
「総悟の気持ちありがとう。でも私が土方さんを好きでい続ける限り総悟は苦しんじゃうよ…」
つばきは沖田に申し訳ないと思いながら答えた
沖「土方なんかより俺のほうが好きだって思わせてやらァ」
沖田はつばきを引き寄せて抱きしめた
沖「だから覚悟しとけ。俺は諦めねェ」
ぎゅっと力を込めながら抱きしめた
沖田の気持ちが痛いくらいに伝わった
「総悟…苦しいよぉ…」
ぎゅーっと抱きしめられて苦しそうになっているつばきが顔を上げて沖田に言う
その姿がなんとも愛おしくて沖田は笑った
沖「あははは!なんて面してんでさァ!不細工になってやらァ!」
いつものドSスイッチも入った
「ひどいよ総悟ー!」
沖田の笑い顔を見てなんだが可笑しく思えてきたつばきも一緒に笑った