第9章 幼馴染み
沖田に手を引っ張られ家まで送ると言われ
二人で歩いているがずっと無言のままだった
それでも何故か居心地は悪くなかった
沖田の優しさを知っていたから
沖田とつばきは小さい頃から仲良しで幼馴染みというやつだ
昔からつばきのことをからかってはくるけど優しい一面もあった
道に迷い泣きわめいてたとき沖田が必死になって探して見つけてくれた
そのときも「送ってやる」それだけ言って無言で手を引っ張ってくれた
「総悟って年下なのに昔から頼れる男の子だよね」
ふふっと笑いながら沖田に話すと当たり前だと返ってきた
沖「つばきは昔から泣き虫でさァ」
「そんなことないよー!」
沖「ふん。どうだか」
小馬鹿にしたように言う沖田に対してつばきは酷いなーと怒った
そんなこんなで二人はつばきの家についた