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椿の花言葉

第8章 喧嘩


「ちょっと!総悟!どうしちゃったの!?」

つばきはお団子を置き総悟を止めると沖田は土方から手を離した

土方は掴まれた胸ぐらをポンポンと払いシワを直した

土「じゃあ俺はもう行くから」

総悟の分もと言って二人分のお金を払い仕事へ戻った

「あ、ありがとうございました…」

つばきは何が何だか分からないまま帰っていく土方の姿を見ながらペコッと頭を下げた

沖「…。気に食わねぇ…。」

沖田は土方の後ろ姿を睨みつけていた

つばきは1人残った沖田に何があったのか聞いてみたけど

沖田は土方が悪いとしか言わなかった

いつも顔を合わせれば喧嘩の二人だったがさっきの喧嘩はいつもとは感じが違った

「私は総悟も土方さんも好きだから早くいつもの二人に戻ってね?」

まったくーと心配しながらも沖田にそう伝え

他の席のお客さんのとこへ向かった

沖「あんたが俺を選んでくれたらいいのに…」

とても悲しく寂しい声だった
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