第7章 花言葉
夏祭り後から真選組は忙しくしていた
土方にもだが沖田にも会えていなかったつばき
今日つばきは1人で墓参りに来ていた
まだお盆ではないがどうしても話したい相手がいた
「ミツバ姉…お久しぶりです」
つばきは沖田家の墓に来ていた
ジニアの花束をお供えしお線香をあげる
「ミツバ姉、私ね土方さんに告白したんです。でも振られちゃいました。だけど後悔はしてません。」
こんな話しても仕方ないのにと思いつつもどうしてもミツバに話を聞いてほしかった
「私まだ土方さんを好きでいてもいいですか?」
そうミツバに問いかけたときだった
後ろから大きな風が吹きつばきを包むような感じがした
まるでミツバが側にいてくれたかのような応援してくれてるかのような感じがした