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椿の花言葉

第6章 気持ち


土方side

話をしたいと言われて神社の裏で待ち合わせをした

何か困ったことでもあったのだろうか

土方は心配していた

まだ江戸に来たばかりで慣れてないこともたくさんあるはずだし

力になってやりたいと思っていた

だがその話は悩みごとでも何でもなかった

「私、土方さんのことが好きなんです!武州にいたときからずっと大好きなんです!」

土方は驚いて目を見開いた

ずっと妹のような存在だと思っていたつばきに告白をされた

いや、本当は妹のような存在だと思っていたのはあの日までだったと気づいていた


ミツバの横で稽古を見ているつばきは沖田より少し年上ではあるがとても幼く見えていた

最初は怖がっていたつばきだが、いじめっこから助けてから懐いてくれた

土方には兄妹はいなかったので妹がいたらこんな感じかと思いそこから妹のような存在になっていた
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