第5章 告白
ドンっ
「きゃっ!」
誰かとぶつかり思いっきり尻もちをついた
沖「わりぃってつばきどうしたんでさァ?」
ぶつかった相手は沖田だった
沖田はつばきに手を伸ばした
沖田の顔をみたつばきはさっきまで我慢していた涙が溢れた
「そ、そうごぉー私、私ね振られちゃったよぉー」
子供のようにわんわんと泣いている
幸い人がいるとこじゃなかったので周りを気にせず泣き出した
そんなつばきを沖田はすぐに抱きしめた
沖「だから俺なら泣かせないって言ってんだろ」
沖田は更に強く抱きしめた
そして土方は一人取り残されタバコを吸いながら打ち上がる花火をみあげて
土「わりぃな…。だけど俺も一緒に見れて嬉しかったぜ…。」
少し前、上がった花火を一緒に見たことを思い出し口にする土方だった
そのときのタバコはなんだか美味しく感じなかった…