第5章 告白
今、自分がどんな顔をしているのか土方がどんな顔をしているのか
何も考えられなかった
打ち上がる花火の音すらも聞こえなかった
告白して付き合えるかもなんて甘い考えだったんだとジワジワと実感してくる
「ミツバ姉には勝てませんよね…」
その言葉を聞いて土方は
土「あいつはもういねーんだよ。比べるな」
と言いながらタバコを吸い始めた
「我満言って時間作ってくれたのにすみません!またお団子食べに来てくださいね!」
つばきは神楽を待たせているからと言ってその場から走って逃げた
やっぱり私じゃダメだったんだ
ミツバ姉と比べるなって言いながらどうしてそんな悲しそうな顔をするの
つばきは走りながら思い出してしまってた