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【HQ】初恋に溺れて息ができない【影山飛雄】

第7章 再会


「鈴木さん、鈴木さん…?」

『あ、はい』

「大丈夫だよ、出ておいで」

いそいそと椅子から出て再び座る。

『すみません…命の危険を感じて』

「俺たちはもうアレに慣れてるけど、初めて聞いたらさぞ驚くんだろうね…鈴木さん見てやっぱりアレは普通じゃないんだってわかった」

『…あははは』

「それにしても、すごいな…影山は」

『そう思われますか?』

「そりゃそうだよ、あんな技術一朝一夕で手に入れられるものじゃない。きっと相当努力したんだろうね」

『私、こんなに間近で影山くんのセットアップを見るのは初めてなのですが、トスに迷いがなくて正確で…惚れ惚れしちゃいますね』

「いやぁ、キミにそんなこと言われて喜ばない男はいないだろうな!…監督、やっぱウチで影山獲れなかったの痛かったですかね」

「うん、でも…影山がウチに来たからと言ってあんなプレーをしてくれたかはわからないよ」

「『え?』」

「烏野だったから、あの5番がいたからこその今の影山なのかもしれない」


日向くんがいたからこその、飛雄?





21-24


烏野のマッチポイント。


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