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【HQ】初恋に溺れて息ができない【影山飛雄】
第7章 再会
第3体育館
ついに到着してしまった。
まだ入りたくない、そんな私の気持ちをよそにみんな入口で靴を履き替えていた。
不安な気持ちで飛雄を見ると、体育館の中をスッと見渡して一度だけ小さく頷いた。
──いる
『………っ、』
もうここでウジウジしてても仕方ない。
これは自分で選んだ選択肢なんだ。
堂々としなくちゃ。
「挨拶!!!」
私たちは横一列に並んで頭を下げた。
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