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【HQ】初恋に溺れて息ができない【影山飛雄】

第23章 止まり木


──合宿遠征3日目。

今日の初戦は梟谷。木兎さんのスパイクは今日もキレッキレだった。


「木兎さん、ナイスです」


でも、赤葦さんのトスもフォームがすごく綺麗なんだよな…。指の先まで力がしっかりと入っているのに、トスは繊細で軌道も安定している。


その時、ネットの向こうの赤葦さんと目が合った。すると赤葦さんは、フッと微笑んだ。


『っ…!』


私がペコリと頭を下げると、コートの中の飛雄が何故かぐるりと振り返った。



頭にはてなマークを浮かべた飛雄は、赤葦さんと何かを話していた。



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