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【HQ】初恋に溺れて息ができない【影山飛雄】

第21章 影に隠した秘密


影山 side



そして何かがふわりと高く飛んでいく。
俺たちはその何かをジッと見つめた。



シュパッ



「「『…………』」」



いつの間にか後ろにいた澤村さんの頭に、ソレが載った。その顔はあの日とまるで同じ顔。夢でも見ているかのようだった。




「…ちょっといいかな、澤村くん」

「はい…」





ジロリと俺たちを見た澤村さんの目は、光が一切感じられなかった。




「……放課後、部室にこい」




「「『…はい』」」




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