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【HQ】初恋に溺れて息ができない【影山飛雄】

第21章 影に隠した秘密


「お邪魔してます!」

「「「こんばんは!」」」



『パパ、ママおかえりなさい』

「おかえり」



「おう、ただいま!いやぁ、びっくりしたぜ…ホラそんな気遣わないでいいから!」
「そうそう!」


「「「あざーっす!」」」


手を洗いに行った2人をみんなは目で追った。



「…あれが鈴木の父ちゃんか」

『え?』

「背高えな…つかかっけえ」

「わかる!超イケメン!んで母ちゃん美人!」

「さすが鈴木の両親、遺伝子つえー…」

「てか鈴木ってどっち似?」


『あっあの…えっとですね』


訂正しようとすると2人がリビングに戻ってきた。


「…いやぁ、にしてもでっけえな!さすがバレー部だわ」


「鈴木のパパさんかっけえっス!」

「ん?…そうか?」


「つか鈴木のお父さんと旭どっちがでかい?」

「俺より明らかにでけえよ!」

「じゃあ月島?」

「えっ…わからないですけど」


『パパ何センチだっけ?』

「今188だな」

「「でっけえ!」」

「数年前はもう少しあったんだけどな…」


「僕と身長は同じですけど、ガタイが…ってかあれ?鈴木のお父さん185センチって言ってなかったっけ?」

『あ…そう、えっとね』


「スマン、やっぱり勘違いしてたか!俺はこっちの父です」

「………」



そう言ってパパは飛雄の頭に手を置いた。


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