第13章 青天の霹靂とはまさに
朝食を食べ終えて片付けをしたあと、各自練習の準備に一度部屋へ戻った。
『清水先輩、私も荷物を置きに行ってもいいですか?』
「私も荷物置きに行きたい」
『荷物、ですか?』
「うん、鈴木さんがいるなら私も泊まろうかと思って」
『わっわっわっ!本当ですか!?やったー!』
「昨年までは女子1人だったし、家近いから合宿も通ってたけど、昨日帰ってからなんで私帰ったんだろうと思って」
『昨日、すごく寂しかったです…』
「ごめんね、でも今日から一緒だから」
『本当に嬉しいです!』
私が清水先輩に抱き着くと、ポンポンと背中を撫でてくれた。