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【HQ】初恋に溺れて息ができない【影山飛雄】

第13章 青天の霹靂とはまさに


菅原 side

「スガさーん!」

「……ん、」


自分を呼ぶ声で夢から覚める。ゆっくりと目を開けてみればそこは見慣れない真っ暗な部屋で、あぁそういえば合宿中だったと理解が追いついてくる。至るところから聞こえてくるいびきにまだみんなは寝ていることが分かった。スマホを確認すると時刻は午前2時45分。まだ全然寝れるな。

あれ、そういえば誰に呼ばれたんだ俺は。


そんなことを考えながらキョロキョロとしていると、



「スガさん、パス練…」

「……なんだよ日向、夢でもバレーかよ」



あまりにハッキリとした寝言に、思わず笑みがこぼれる。そして自然な流れで日向の隣の布団に目を向ける。






「……あれ?」








影山がいない。



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