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【HQ】初恋に溺れて息ができない【影山飛雄】

第11章 烏野排球部恒例GW合宿


『失礼します』

私は空いている席を見つけ、着替え始める。






『……あれ、』


ワイシャツを脱いで体育着の上を着ると、とてつもなく違和感があった。



「ねえ鈴木さん、ぶかぶかじゃない!?」

「あははは!ほんとだ、完全に着られちゃってるよーっ!」

あまりの不格好さに、案野さんに笑われてしまう。当の私はというと、突然自分の身に起きた世にも奇妙な事態に頭が追いついてきていなかった。…なんだこりゃ、私の体育着は一体どうしてしまったんだ。すると、案野さんの笑い声を聞いた3組の子が体操着の胸の刺繍を見てこう言った。


「…影山、ってそれ影山くんの体育着なんじゃない!?」



『…え?かげや、ま!?!』


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