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【HQ】初恋に溺れて息ができない【影山飛雄】
第10章 東と西
そして翌日の放課後も、私はドリンクとビブスの準備をしていた。武田先生が金髪の人を連れて体育館へと歩いていく姿を見掛ける。
『武田先生、こんにちは』
「ああっ、鈴木さんこんにちは!」
『えっと、こんにちは』
「おー、こんちは」
「この方の紹介は中でしますので、一度戻れそうですか?」
『はい!』
私は荷物を抱えて、体育館の中へ戻った。
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