• テキストサイズ

【HQ】初恋に溺れて息ができない【影山飛雄】

第7章 再会


「あ、俺こっちだわ」

「俺も」

「鈴木さん、家どっち?」

『私はあっちです』

「同中ってことは影山も同じ方向?」

「そっすね」

「じゃあ鈴木さん頼むよ」

「ッス」

「影山ァ、お前送り狼になんなよ!」

「なんスか?送り狼って」

「…はは、大丈夫そうだわ」


私たちは頭を下げて先輩たちと日向くんとわかれた。そして再び歩き始める。




「…なんか変な感じだな」

『うん、すごくね』

「そういや、送り狼ってなんだ?」

『なんだろ?……えっとね、“親切を装って女性を送っていき、途中ですきがあれば乱暴を働こうとする危険な男”だって』

「働かねえよ」

『わかってるよ』

/ 642ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp