第14章 恋心
翌朝。
起きて直ぐに影山くんにいつも通りメールをした私は、バボちゃんがついたカバンを持ち学校へ向かった。
影山くんにもらったというだけで、バボちゃんが影山くんと同じように愛しく感じていた。
仁花と合流し学校へ着いた頃、仁花は私のカバンを見て言った。
「あれ?そんなキーホルダーつけてたっけ?」
「今日初めてつけたんだ〜!」
「へぇ〜!可愛いね!なんていうキャラクター?」
「えっとね、バボちゃんっていうらしい!」
らしい。という言葉に疑問を持った仁花はついに私に聞いてきた。
「?誰かにもらったの?」
待ってましたと言わんばかりに満面の笑みを仁花に向け、私は答えた。
「影山くんにもらったんだ〜〜!!」
タオルのお礼だって!と続けると、仁花は可愛い顔をキラキラさせ、よかったねー!!と一緒になって喜んでいた。
教室に着き、仁花と別れた私は身だしなみを整え、教室へ入ってきた影山くんと挨拶をした。
「影山くん!おはよ!」
「おう」
「キーホルダーありがとう!バボちゃんって言うんだね!」
私は満面の笑みで自分のカバンを影山くんに見せた。
「おう、バボちゃんだ」
なんだか少しドヤ顔をしながら影山くんは言った。
そしてまたドヤ顔をしながら思いもよらない事を言い出した。
「俺も筆箱に同じの付けてる」
…んぉ??