第13章 学校
目が覚めた頃には既に外は明るかった。
きっと昨夜はお風呂を出たと同時にそのままベッドで寝てしまったのだ。
GWは終わり、今日から学校。
学校へ行く支度が終わった私は悩んでいた。
「メールでおはようって言うべきなのかな…」
今までは影山くんと学校でおはようを言うことが習慣になっていたが、今はメールでもやり取りをしている。GW中はずっとメールで挨拶をしていたので、そっちが習慣になりつつもある。
悩みに悩んだ結果、できることなら直接声掛けたいと思った私は、メールをしないでそのまま家を出た。
バスに揺られ、仁花と合流した私は、2人で学校へ向かっていた。
道中で仁花に昨日あった出来事を全て話すと、仁花は終始驚いていた。
無理もないだろう。初対面のイケメンに家まで送って貰って、その先輩は影山くんの先輩で、道端でバッタリ影山くんに会って、極めつけにその先輩にバレー部に入るなと言われたのだ。
自分で言っていても意味がわからない。
「こ、濃い一日だったんだねぇ…」
「そうなの。すっごく濃かったの。」
私がそう答えると、仁花は恐る恐る聞いてきた。
「影山くんと会えたのはよかったけどさ、」
「うん?」
「二人でいるところ見られて、付き合ってるって勘違いされたりしない…?」
「えっ」
そんなこと考えもしていなかった私は、だんだんと不安になってきた。
「あ、でも影山くんって重度の天然なんだっけ」
「あ、そうだ」
そうだ。今までの会話からも影山くんは重度の天然であることは確かだ。
そう思った結果、
「「付き合うとか知らなそ〜〜」」
という結論に至った。