第12章 先輩
久しぶりに自宅へ帰り、ご飯やお風呂を済ました後、私は部屋で「れんしゅうおわった。」という影山くんからのメールに返信をしていた。
[練習お疲れ様ーっ!]
[ありがとう。]
[私も久しぶりに自分の家に帰ったよ〜(笑)]
[そうか。おかえり。]
おかえりだって〜〜!!!と、[おかえり]の破壊力に心をやられながらも正常を装って文字を打った。
[ただいま〜!]
[おう。あしたはでかけるんだろ。]
GW中やり取りをしているうちに、【最終日は違う人とでかけるから仁花の家から帰る】ということを影山くんには伝えてあった。
覚えててくれるもんなんだな、と、嬉しく思いながらも文字を打った。
[そうだよ〜!楽しみ!]
[おれもれんしゅうじあいだ。]
えっ、まさか青城と?
なんて期待しながら急いで文字を打った。
[そうなんだ!どことやるの??]
[ねこまこうこう。]
…どこだ??
そんな都合の良いことないよな〜と、肩を落として[頑張ってね!]と送った。
[ありがとう。おやすみ。]という突然のおやすみメールを機にその日のやり取りは終わり、私も久々の自分のベッドでリラックスしたのか、少し早い時間だったが眠りについた。