第9章 GW
GW初日。晴れ。
今日から私は仁花の家に連泊する。
予定より五分ほど早く仁花の家の前に着いた。
楽しみだなあ、とウキウキしながら仁花を待った。
空も晴れているし、なんていい日だろう。
しかし、私の気持ちは晴れ時々曇りだ。
今日の朝もメールを開いたが、影山くんからの連絡はなかったのだ。
楽しみな気持ちの中に悲しい気持ちを混ぜながら、私は立っていた。
「〜!」
声のするほうを向くと、おはよー!と言いながら駆け寄ってくる仁花がいた。
「仁花!おはよ〜!」
「の私服初めて見たー!可愛い!!」
「えへへ、張り切っちゃった〜」
さっきまで晴れ時々曇りだった私の気持ちも、仁花に会えば快晴に変わった。友達って不思議だ。