第2章 トモダチ
「すみません、」
友達欲しさにシステムエラー(?)を起こしていた頃、
星型の髪飾りが付いた女の子に声をかけられた。
「ここここれ、違いますか!!」
それは私のお気に入りのハンカチだった。
「わわわ!気づかなかった!ありがとうございます!!」
「いえ!!…隣、いいですか?!」
「どうぞ!どうぞ!!」
星の髪飾りをつけた彼女は私の隣に座り、同じバスに揺られた。
ハンカチを拾ってもらった私は、
(こんな見ず知らずの、しかも友達欲しさに落ち着きの欠片もない私のために落し物を拾ってくれるなんてなんていい人なんだ!!しかもしかも同じ制服を着ている…!!!)
星の髪飾りをつけた彼女は、
(か、かわいい…!!くりくりの目、綺麗な肌、抜群なスタイル、、
はっ!私なんかが隣に座ってしまっていいのだろうか!?ファンの人に、こ、こここ殺されるのでは…?!そ、それでも、一生懸命声をかけたんだし、、)
((ぜひ、お知り合いになりたい……!!))
と、全く同じことを考えていた。
しかし、
((どどどどうやって声をかければ良いんだ、!!!!!))
小心者なところも同じだった。
「………(そわそわ)」
「………(そわそわ)」
小心者な2人は、お互いの気も知らずにそわそわしていた。