第8章 教えて
決死の覚悟で出したチョキ。
他6人の出した手は
ヒロシくん、グー。
マルオくん、グー。
トモオくん、グー。
シャイニングヒカルくん、グー。
タロウくん、グー。
ナダル、グウ。
結果は1人負けだった。
心の中の私の化身は、全身に打撲を負った。
5回戦にも渡る激戦の末、私の席(仮)を勝ち取ったのはシャイニングヒカルくんだった。
『はい、じゃあGW明けからこの席だからな〜
帰る前に荷物を移動しておけよ〜』
さようなら、私のハッピーライフ。
こんにちは、地獄の最前席。
よりによって、交換した先は教卓の目の前の席だった。
許さない、シャイニングヒカルくん。