第7章 席替え
決戦の日。
GW前最後の登校日。
4月の終わりだというのに、バスの中はなんだか暑苦しかった。
私と仁花の熱気のせいだろう。
【連絡先聞くのひよってるやついるぅー?!いねえよなぁー!!大作戦】を決行するために、私と仁花は燃えていた。
いつものようにバスに揺られ、
いつものように二人で登校し、
いつものように鏡で身だしなみを整えた。
「じゃあ、また帰りにね!」
「うん!
あ、待って、!」
「?」
教室へ入ろうとした時、仁花は私を引き留め
「健闘を祈るぜ!!」
親指を立てて、こう言った。
「おうともよ!!」
私も親指を立てて、返事をした。