第7章 席替え
その後私と仁花は席替えが行われる明日、影山くんの連絡先を聞く計画を練った。
「名付けて【連絡先聞くのひよってるやついるぅー?!いねえよなぁー!!大作戦】!!」
「な、ながい、、」
独特のネーミングセンス、しかもその作戦というのが
「じゃあ作戦通り、その彼に話しかけて連絡先くださいって言うんだよ!」
かなりアバウトなものだった。
「で、できるかなぁ、、」
「大丈夫だよ!きっとうまくいくよ!」
学力的には仁花は頭がいい。
そんな仁花が少しポンコツな答えを出してしまうのだから、きっと恋愛経験があまりないのだろう。
それでも自分のためにこんなに一生懸命考えてくれる仁花を見るとなんだか力が湧いてくる。
仁花がいれば何でもできるような気がした。